夏祭りの飾りつけ用に、ダイソーでミニ提灯を買ってみた。値段のわりに悪くなかったけど、買う前に知っておきたかったことがいくつかあったので書いておく。
なぜミニ提灯を探し始めたか

うちの子が「縁日みたいにしたい」と言い出したのがきっかけだ。マンション住まいなので金魚すくいもスーパーボールすくいも無理だけど、ベランダだけでも雰囲気を出してやれないかと思って。提灯でも飾ればそれっぽくなるかな、と。
本格的な提灯を専門店で買うつもりはなかった。どうせ一晩か二晩の話だし、ダイソーで十分だろうと思って近所の店に向かった。
店頭で見つけるまでが少し手間だった
入ってすぐ探し始めたけど、最初は全然見つからなかった。
季節もののコーナーをひと通り見て回っても提灯らしきものがない。店員さんに聞いたら「パーティーグッズの棚にあるかも」と言われて行ってみたら、確かにあった。和風のインテリア小物とパーティー用品がごちゃっと並んでいる棚の端に、ミニ提灯がいくつかぶら下がっていた。
手のひらに乗るサイズで、直径は7〜8センチくらいだったと思う。赤と白の2色があって、「祭」の文字が入ったものと、わりとシンプルな無地っぽいものが混在していた。値段は1個110円。2個セットとかではなく、1個ずつの販売だった。
手に取ったときの第一印象

軽い。当然といえば当然だけど、思っていた以上に軽かった。
骨組みはプラスチックで、紙の部分は薄い和紙風の素材。本物の提灯に使われているような厚みのある和紙ではなく、どちらかというとトレーシングペーパーに近い質感。透け感があって、光を当てると内側が透けて見える。これは後で実際に光らせたとき、思いのほかきれいだった。
折り畳んだ状態で売られていて、広げるとちゃんと提灯の形になる。収縮する構造になっているので、押しつぶすとぺたんこになる。この点は収納のしやすさにつながっていて、使わないときにかさばらないのはいい。
電池と光り方について

このミニ提灯、LEDが内蔵されているタイプで、単4電池を使う。電池は別売りで、当然ダイソーで一緒に買った。
電池ボックスは提灯の底の部分にある。小さなフタがついていて、プラスドライバーで開けるタイプ。このドライバーが必要というのは、現場で初めて気づいた。家にドライバーがある人には何でもない話だけど、「その場ですぐ使いたい」という人は注意が必要だ。
スイッチを入れると、オレンジがかった温かみのある光が点灯した。点滅する設定はなく、常時点灯のみ。本物の炎みたいにゆらゆらするわけでもないけど、色味が自然で安っぽさはそれほど感じなかった。暗くした部屋で灯すと、薄い和紙越しに光が広がって、じんわりとした明るさになる。
明るさで言うと、部屋全体を照らすような用途には全然向かない。あくまで雰囲気照明。1個だけ置くとアクセントになるし、複数個並べると一気に祭り感が出る。
実際にベランダで使ってみた

夜、子どもと一緒にベランダに出して点けてみた。
上部にひもが付いているので突っ張り棒に引っかけたんだけど、風が少し強くなったとき1個がくるくる回ってひもが絡まった。そこそこの風でも落ちはしないけど、複数並べるなら間隔は広めにとったほうがいい。これは実際やってみてわかった。
電池の持ちは思ったよりよかった。3時間つけっぱなしにしても普通に光っていたし。ただ翌日また使おうとしたら、なんか光が弱い気がして。電池切れかと思ったけど、電池ボックスを開けて閉め直したら普通に戻った。接触が甘かっただけだと思う。
飾りとしての見た目
電池なしで、ただ吊るしておくだけでもわりとかわいい。
赤と白を交互に並べたら、それだけで縁日っぽさが出た。和食器と一緒にテーブルに置いたら写真映えしそうな感じになって、インスタ上げようかと思ったけど結局やめた。昼間の光の中でも、薄い和紙越しに見える透け感がきれいだった。
気になったのは「祭」の印刷。近くでよく見るとにじんでいる部分があって、印刷精度はそこまで高くない。まあ110円なので、そこに文句を言う気にはなれないけど。
何個買えばいい?

正直、1個だと全然物足りない。2個でもまだ寂しい感じがする。4個を超えたあたりから急に「飾りつけした」感が出てきた。
5個揃えると電池代込みで800円近くはかかる。専門店で提灯を1個買う値段と比べたら安いけど、ダイソーだからといってタダ同然というわけでもない。
在庫は店によってばらつきがあって、私が行った店では赤が先になくなっていた。まとめ買いしたいなら、1店舗だけで探すより複数まわるかオンラインも並行して見たほうが確実だと思う。行った店では赤が先になくなっていて、白が余っていた。
残念だったところを正直に書く
紙の耐久性は高くない。
使っているうちに、骨組みと紙の接着部分が少し浮いてきた。屋外で使っていたこともあって、湿気の影響があったかもしれない。1シーズン使い捨てと割り切るなら問題ないけど、来年も使おうと思って丁寧にしまっておいても、おそらく紙の部分が劣化している可能性は高い。
電池ボックスのフタが小さすぎる。
ドライバーが必要なのもそうだけど、フタ自体がかなり小さくて、電池を入れ替えるのに少し手間取った。子どもが自分でやろうとしていたけど、小学校低学年には難しかった。
色の選択肢が少ない。
赤と白しかなかった。青や紫など、涼しげな色のバリエーションがあれば、夏の風鈴と合わせたりできて面白かったのに、と思った。
誰に向いていて、誰には向いていないか

向いている人: 夏の一時的な飾りつけに使いたい、コストをかけたくない、雰囲気重視で本物の質感にこだわらない、という人にはよく合う。イベントの小道具として使い捨てるつもりなら、これ以上コスパのいい選択肢を探すのは難しいと思う。
向いていない人: 長期間使いたい、屋外で毎日使いたい、職人的な質感を求めている、という人にはすすめない。そういう用途なら、多少高くても専門店で買ったほうが結局は満足できる。
100円ショップのミニ提灯グッズの代替品をAmazonと楽天で探す
ダイソーで売り切れていたり、もっと数が必要になったとき、AmazonやR楽天で似たものを探すと案外すぐ見つかる。参考までに3つまとめておく。
比較表
| 商品名 | 個数 | サイズ | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 紙提灯 お盆 提灯 ミニ 紙ちょうちん 白い 直径10cm 30個 | 30個 | 直径10cm | お盆・法要・白で統一したい装飾 |
| 提灯 紙ちょうちん 30色30個セット直径15cm | 30個 | 直径15cm | 夏祭り・文化祭・カラフルな飾りつけ |
| 紙提灯 お盆 紙ちょうちん カラフル 提灯 | 複数入 | 記載なし | 季節の飾り全般・少数から試したい人 |
紙提灯 お盆 提灯 ミニ 紙ちょうちん 白い 直径10cm 30個
白一色で揃えたい場面、たとえばお盆の仏壇まわりや法要の席にそのまま使える。30個入りなので、ある程度の量が必要な場所をまとめて飾りたいときに向いている。
提灯 紙ちょうちん 30色30個セット直径15cm
30色が1袋にそのまま入っている。色を選ぶ作業がいらないので、文化祭や夏祭りの会場をまとめて飾るときに手間が省ける。直径15cmとやや大きめで、屋外に吊るしても遠くから見えやすい。
紙提灯 お盆 紙ちょうちん カラフル 提灯
お盆にも使えるし、普通の季節飾りとしても使える汎用寄りの商品。特定の行事に限らず年間を通じて出番がある。まず少ない数から試してみたい、という場合の最初の一択になりやすい。
買って後悔はしていない、ただし期待値の話
ダイソーのミニ提灯は、110円という価格と期待値を正しく設定すれば、かなり使えるアイテムだ。子どもは喜んでいたし、ベランダの雰囲気は確実に変わった。
ただ、「本物の提灯と同じ質感を求めていたら」という前提では、間違いなく物足りない。紙は薄いし、電池交換は面倒だし、1シーズン限りの消耗品として考えたほうがいい。
私の場合は、雰囲気作りのための小道具として買ったので、目的と結果が一致した。来年また買うかと聞かれたら、たぶん買う。ただ、もう少し色のバリエーションが増えてくれたら、もっと迷わず手が伸びるのに、というのが正直なところ。
