去年の秋、セリアの文房具コーナーで手に取ったカードリングが、いまだに引き出しの中に30個以上ある。別に好きで集めてるわけじゃなくて、なくなるたびに補充してたら、いつの間にかそうなってた。
買ったきっかけは、本当にたいした理由じゃない

仕事でA4の資料を束ねる方法をずっと探してた。クリアファイルは順番が崩れる。バインダーは大げさ。クリップは外すのが地味に面倒。
で、セリアをぶらついてたとき、棚の端にカードリングが並んでいるのが目に入った。サイズが25mm・30mm・38mmの3種類あって、どれも110円(税込)、10個入り。
「まあ、110円だし」という気持ちで、いちばん小さい25mmを一個だけカゴに入れた。それだけ。
しばらく引き出しで死んでた

正直に言うと、買ってから2〜3週間は使ってない。引き出しの奥に入れたまま忘れてた。
思い出したのは、仕事の資料が机の上でまた崩れたとき。「あ、そういえば」と引き出しを漁ったら出てきた。穴あけパンチで左上に穴を開けて、リングを通して、カチン。
それだけで、なぜかすっきりした。
使ってみてわかったこと、順番に
開閉の感触が思ったより硬い

最初に触ったとき、「これ壊れそう」と思った。リングを開くのにそこそこ力がいる。爪が短いと少し手間取る。
でも使い続けると、これが正解だとわかる。緩くてすぐ開いてしまうより、ちゃんと閉まる方が断然いい。一度、鞄の中でリングごと落としたことがあるけど、中身は全部無事だった。
磁石にくっつく
冷蔵庫のドアにうっかり近づけたら、ピタッとついた。スチール系の素材だと思う。磁気カードと一緒に財布に入れたりするのは避けた方がいい。これは使い始めてから気づいたことで、買うときは全く考えてなかった。
3ヶ月くらいで錆びが出た
湿気の多い場所に置いていたせいか、いくつかのリングが表面に茶色っぽい変色が出てきた。100円のスチール製品なので当然といえば当然なんだが、仕事の書類に使っていたものは見た目が気になって替えた。逆に鍵のタグとして使っているものは、見た目より機能優先なので今も使い続けている。
結局どんな使い方をしているか

メインは資料のまとめ
最初の目的通り、A4・A5の資料束に通して使っている。30mmか38mmのサイズが、枚数的にちょうどいい。25mmだと10枚超えたあたりで開閉が硬くなってくる。欲張って詰め込むと、リングが少し歪む気がするので、余裕を持った枚数で使った方がいい。
インデックスカードを自作する
これが地味に気に入っている使い方。A6の無地カードに書いたことをリングでまとめておく、要するに手作り単語帳みたいなもの。市販の単語帳より紙の質感を自分で選べるし、何より安い。リングも含めてトータル200円もしない。
鍵のラベルに使っている
予備の鍵が何本かあって、どれがどれかわからなくなってたとき、厚紙に名前を書いてカードリングで括り付けた。25mmのサイズなら鍵穴に通せる。見た目はそんなにきれいじゃないけど、機能的には十分。10個入りで110円なので、失くしても全く惜しくないのがいい。
やってみて失敗したこと
ノートの仮製本に使おうとして、A5のルーズリーフを左側に穴を開けてまとめたことがある。持ち歩くには悪くなかったが、書くときにリングが手に当たって引っかかる。上側に穴を開けてリングを上に付ければよかったと、使い始めてから気づいた。
あと、紙の枚数が多いときにリングを開いて全部外そうとすると、薄い紙がリングのすき間に引っかかって地味にストレスになる。「一度まとめたら基本的に固定」という使い方の方が向いている。頻繁に出し入れするなら、別の方法を考えた方がいい。
ダイソーと比べてどうか

ダイソーでも似たようなカードリングを買ったことがある。品質的にはほぼ変わらない印象だった。ただ、ダイソーの方がカラーバリエーションが多いことがある。自分がセリアで見たときはシルバーしかなかった。色分けで管理したいなら、ダイソーも見てみる価値はある。
近くにどちらもある場合は、その日たまたま寄った方で買えばいいと思う。それくらいの差しかない。
買う前に知っておけばよかったこと
一般的な事務用パンチの穴なら、どのサイズのカードリングでも問題なく通る。ここは特に気にしなくていい。
気にした方がいいのはサイズ選び。枚数が少ないなら25mm、資料束なら30mmか38mmを最初から買っておく方がいい。自分は25mmを買ってから「足りない」と思って30mmと38mmを買い直したので、結果的に3回セリアに行くことになった。まとめて全サイズ買っても330円なので、最初から3種類揃えてしまえばよかった。
100円ショップのカードリングの代替品をAmazonと楽天で探す

セリアやダイソーで見つからないとき、あるいはまとまった数を一度に揃えたいときは、AmazonやRakutenでも似た用途の製品が流通している。以下の3つは、同じ用途で使えるカードリングとして見かけることが多い。
比較表
| 製品名 | 入数 | 素材 |
|---|---|---|
| カードリング 30個セット バインダーリング シルバーリング ブックリング | 30個 | 記載なし(シルバー系) |
| カードリング 【10個セット】 シルバーリング ステンレスリング バインダーリング | 10個 | ステンレス |
| ステンレス リング 10個セット カードリング キーホルダー リング バインダー | 10個 | ステンレス |
カードリング 30個セット バインダーリング シルバーリング ブックリング
まとめ買いしたい場面に向いている30個セット。資料の束をいくつも同時に管理したい、あるいは職場や家族で分けて使いたいときに、ストックとして手元に置いておける数量だ。
カードリング 【10個セット】 シルバーリング ステンレスリング バインダーリング
素材にステンレスを使っている10個セット。錆びへの耐性が気になる場合や、水回り近くで使う予定があるなら、スチール系より選ばれやすい選択肢になる。
ステンレス リング 10個セット カードリング キーホルダー リング バインダー
名称にキーホルダーが入っていて、鍵への取り付けも想定された作りになっている。書類まとめだけでなく、鍵のラベル管理や小物の整理にも使いやすい形状のものが多い。

正直なところ
これが「買い」かどうかと聞かれたら、自分にとっては買いだった。ただ条件がある。
消耗品として割り切れるかどうか、というのが分かれ目だと思う。錆びが出ることもあるし、激しく使えば変形もする。「長く丁寧に使いたい」という気持ちで買うと、たぶんがっかりする。「なくなったら補充する」くらいの感覚でストックしておくのが、このカードリングとの正しい付き合い方だと思っている。
330円で3サイズ揃えて、資料の管理がちょっと楽になった。それで十分、という話。
