数を数を数えるのが苦手だ。というか、数えながら別のことを考えると、どこまで数えたかすぐ忘れる。本の整理してたら何冊目かわからなくなって、三回数え直したことがある。さすがに嫌になって、カウンターを買うことにした。
ダイソーに行くまでの話

最初はスマホのアプリで済ませようとした。無料のカウンターアプリをダウンロードして、タップするだけ。悪くはなかった。でも本を数えながらスマホを持つのが微妙に邪魔で、画面が暗くなるたびにロック解除して、そのうち何回タップしたかわからなくなる。道具として信用できなかった。
Amazonで検索したら500円〜のが出てきた。レビューもそこそこある。でも「試しに使ってみる」という段階で500円出すのが少し惜しくて、妻に話したら「ダイソーにありそう」と言われた。確かに、と思って近所のダイソーへ。
最初に行った店舗は駅前の小さいやつで、文具コーナーを端から端まで見たけどなかった。店員さんに聞いたら「置いてないかもしれないです」という返事。次の週末に少し離れた大きめの店舗に行ったら、あった。文具コーナーの隅、ぶら下がり陳列で。税込110円。
買う前に店頭でちょっと触った

パッケージはビニール袋に台紙が入ってるだけのシンプルなもの。裏に「0〜9999カウント」「リセットボタン付き」と書いてある。袋の上からボタンを押してみたら、カチッという感触がちゃんとあった。プラスチック越しでも手応えがわかる。
「これで十分だ」と思って買った。迷う要素がなかった。
開けてみて気づいたこと

軽い。本当に軽い。スマホの三分の一くらいの感覚。片手でずっと握っていても疲れない。素材はつるつるした硬いプラスチックで、見た目は正直チープ。でも機能的にどうかが問題で、見た目は別にいい。
ボタンの位置が自然だった。右手で持つと右親指がボタンにくる。左手でも同じ。「これ左利きの人でも使えるな」とどうでもいいことを考えた。
リセットボタンは横についていて、小さくて固い。誤って押しにくい場所にある。これは地味に重要で、カウントしてる最中に誤リセットしたら最悪なので。
表示は4桁のドラム式。電池いらない、バックライトもない。暗い場所では見えないけど、暗い場所で本数えないのでどうでもいい。
実際に3ヶ月使った

本の整理
最初の目的どおり、本棚の本を数えるのに使った。右手でカウンターを持って、左手で本を一冊ずつ確認しながらカチカチ押す。指の感覚だけでカウントできるから、目は本のタイトルを追える。これが思った以上に快適で、「ああ、道具ってこういうことか」と思った。
蔵書の数を把握したいだけだったのに、なんか楽しくなってきて必要以上に数えた。
散歩中に10歩ごとに押す
スマホの歩数計があるのに、なぜか散歩中にカウンターを持ち出すようになった。10歩歩いたら1回押す、というペース管理。リズムが一定になって、なんとなく歩くのが楽になった気がする。気がするだけかもしれないけど。
トレーニングのセット管理
体幹トレーニングのセット数を管理するのに使い始めた。スマホだと汗で触りたくないし、画面が暗くなる。カウンターなら床に置いておいて、一セット終わったらカチッと押すだけ。単純だけど、これが一番長続きしている使い方になった。
使っていて気になってきたこと

2ヶ月目からボタンの戻りが鈍くなった
最初はカチッと押してすぐ戻ってくる感触だったのが、2ヶ月を過ぎたころから戻りが少し遅くなった気がする。壊れてはいない。でも最初の感触じゃなくなっている。毎日使ってるし、消耗するのは仕方ないと思うけど、半年後どうなるかはわからない。
斜め上から見ると数字が読みにくい
立った状態で手を下げて持つと、カウンターを見下ろす角度になる。そうするとドラムの数字が少し読みにくい。「あれ、今いくつだったっけ」と手首をひねって確認する癖がついた。慣れれば気にならなくなるけど、最初の一週間は地味にストレスだった。
一回落として数字がずれた
床に落としたとき、衝撃で数字が一つ増えていた。0034のはずが0035になっていた。それ以降、「落としたら数え直し」というルールを自分に課した。精密機器ではないので当たり前なんだけど、作業中に落とすとダメージがある。
ダイソー以外の100均はどうか

セリアとキャンドゥは確認できていないので書けない。ただダイソーは店舗によって品揃えが全然違うので、「小さい店舗になかった=売ってない」ではない。大きめの店舗に行ったほうがいい。
100円ショップのカウンターのグッズのコードは共通の代替品をAmazonと楽天で探す
100均で見つからないとき、あるいは用途に合わせてもう少し選びたいとき、AmazonやRakutenでも同じような手持ちカウンターが手に入る。以下に3つまとめた。
比較表
| 商品名 | 桁数 | 主な用途 | メーカー |
|---|---|---|---|
| 4桁カウンター ハンドタリーカウンター カウンター | 4桁 | 汎用 | — |
| fogman カウンター 数取器 スコア スポーツ 人数 ライブ イベント 野鳥観察 回数 | — | スポーツ・イベント・観察 | fogman |
| コクヨ 数取器 手持式 CL-201 | — | 業務・汎用 | コクヨ |
4桁カウンター ハンドタリーカウンター カウンター
筋トレの回数や手作業の個数管理など、シンプルに「数を積み上げたい」場面で使われることが多い。4桁表示なので0から9999まで対応しており、日常の用途であればまず桁が足りなくなることはない。

fogman カウンター 数取器 スコア スポーツ 人数 ライブ イベント 野鳥観察 回数
屋外での使用を想定した場面に向いている。ライブや展示会での入場者数カウント、野鳥観察での個体数記録、スポーツ中のスコア管理といった用途で使われている。持ち歩きを前提にした形状になっている。
コクヨ 数取器 手持式 CL-201
コクヨの定番品で、業務用途や長期間の継続使用を想定した場面でよく使われる。文具メーカーの製品なので、学校や事務所での備品としての使われ方も多い。100均のものと並べると、耐久性や操作感に違いが出やすいカテゴリの商品でもある。
3ヶ月使った今の正直な評価

110円で買って、3ヶ月まだ壊れずに使えているなら、コストパフォーマンスは十分すぎるほどいい。同じ用途でAmazonで500円のものを買っていたとしたら、機能的には大差なかっただろうと思う。
ただ、「100均のもの」という前提で使っているから許容できていることもある。ボタンの劣化も、見えにくい角度も、落下時のズレも、「まあ110円だし」と思うから流せる。これが3000円の製品だったら、ちゃんと評価する。
個人的には、まず100均で買って試してみるというのが正解だった。カウンターが自分の生活に本当に必要かどうか、そもそもわかっていなかったから。使ってみて「これは日常的に使う」という確信が持てたら、そこでアップグレードを考えるのがいい。
今のところ、アップグレードは考えていない。まだ十分、これで足りている。
