牛乳を切らした日に、なんとなく豆乳で代用してみた。
正直、あまり期待してなかった。豆乳って飲み物のイメージが強くて、お菓子に使うとなんか変な感じになるんじゃないかと思ってたから。でも焼き上がりを食べてみたら、普通においしかった。というか、牛乳で作ったときとそんなに変わらなかった。
それからは意識的に豆乳を選ぶようになった。何度か作るうちに気づいたことや、失敗したこともあったので、まとめて書いておく。
そもそも豆乳って代わりに使えるの?

結論から言うと、使える
ホットケーキミックスの袋の裏に書いてある基本の作り方は「牛乳+卵」が多い。豆乳は水分量が牛乳とほぼ同じなので、そのまま同じ量で置き換えられる。
計量も難しくない。レシピに「牛乳100ml」と書いてあれば、豆乳100mlに変えるだけ。他に何か調整が必要になったことは一度もなかった。
仕上がりはどう変わる?
食感は正直ほとんど変わらない。ふわっと膨らむかどうかはミックスに入ってる膨張剤がほぼ決めてて、牛乳か豆乳かはあんまり関係ない。
変わるのは風味。豆乳特有のやさしい甘みと、うっすらした豆っぽい香りが生地に乗ってくる。これを「好き」と感じるか「ちょっと気になる」と感じるかは人によると思う。私は気に入ってる。

豆乳の種類で全然違う
調製豆乳と無調整豆乳
スーパーに行くと豆乳コーナーに2種類並んでることが多い。
調製豆乳は砂糖や植物油が入っていて飲みやすく仕上げてあるもの。豆の風味が弱めで、牛乳に近い感覚で使える。初めて豆乳でホットケーキを作るなら、これのほうが無難。
無調整豆乳は大豆と水だけ。豆の風味がそのまま出る。ホットケーキに使うと豆乳感がけっこうしっかり出る。それが嫌じゃない人にはいいけど、苦手な人は最初びっくりするかもしれない。
私は両方で試した。味の好みは正直どっちでもいいくらいだったけど、子どもに食べさせるときは調製豆乳のほうが文句なく食べてくれた。
実際に作ったときの話
材料(2〜3枚分)
- ホットケーキミックス 150g
- 豆乳(調製) 120ml
- 卵 1個
本当にそれだけ。袋の裏のレシピの牛乳を豆乳に変えただけで、他は何も触っていない。
作り方と、やってみてわかったこと
卵と豆乳を先に混ぜる

粉を入れる前に液体同士をよく混ぜておく。豆乳は牛乳より少しだけとろみがあって、卵と合わせるのに少し時間がかかる感じがした。ここをちゃんとやっておくと後が楽。
粉は混ぜすぎない
これは豆乳関係なく基本のことだけど、以前丁寧に混ぜようとしてぐるぐるやりすぎたら、焼き上がりがちょっと重たい感じになった。粉っぽさが消えたらやめる、くらいでいい。
フライパンは濡れ布巾で少し冷ます
熱しすぎたフライパンにそのまま流すと、外側だけ焦げて中が生になる。濡れ布巾の上に数秒置いて温度を落としてから焼く。これをやるようになってから焼き色が安定した。
気泡が出たら裏返す
表面にぽつぽつと気泡が出てきたタイミングが裏返しのサイン。早めに返そうとすると生地が崩れるので待つ。裏面は1〜2分で十分。

焼き上がりを見て気づいたこと
豆乳で作ると、牛乳のときより少しだけ焼き色が濃くなる気がする。豆乳に含まれる糖分のせいかな、と思ってるけど確かなことはわからない。ただ、見た目はきれいなこんがり色になって、個人的にはこっちのほうが好みだった。
豆乳にして気づいたメリット
牛乳を切らしてても作れる
これが一番大きい。豆乳は常温保存できるパックで売ってることが多くて、棚にストックしておける。牛乳は冷蔵必須で消費期限も短いけど、豆乳は開封前なら数ヶ月もつものが多い。
朝、ホットケーキ作ろうと思ったら牛乳がない、という状況が、豆乳を棚に入れておくだけでなくなる。地味だけどこれが一番助かってる。
乳製品が苦手な人にも出せる場面がある
乳糖不耐症の人や、牛乳が体に合わない人に出すときに選べる。ただしホットケーキミックス自体に乳成分が入っている製品もあるので、アレルギーがある場合はミックスの原材料も必ず確認してほしい。
風味が少し増す
シロップをかける前に生地だけ食べてみると、豆乳で作ったほうが少しだけ味に厚みがある気がした。豆乳の風味が苦手じゃない人にはプラスに感じると思う。
気になったところも書く

豆乳の香りが出る
メリットとして書いたことが、そのままデメリットにもなる。豆乳特有の香りが苦手な人には引っかかるかもしれない。調製豆乳にすると風味はかなり抑えられるけど、無調整豆乳だと豆乳感はしっかり出る。
初めて試すなら調製豆乳からのほうが無難。
コクが少し薄く感じることがある
牛乳の乳脂肪が持つ独特のコクは、豆乳では完全には出ない。食べ比べると「少し軽いかな」と感じる日があった。
これが気になるときは豆乳にバターを少し溶かして混ぜると補える。試しにバター5gを加えて作ったら、かなりリッチな仕上がりになった。
アレンジで試したこと

バナナを混ぜる
熟したバナナを半分フォークで潰して生地に混ぜる。豆乳の風味とバナナの甘みが思ったより合う。砂糖を減らしてもしっかり甘くなるし、食感がもっちりする。これは何度もリピートしてる。
きな粉を加える
豆乳ときな粉は素材として相性がいい。大さじ1くらい混ぜると和風な風味になる。黒蜜をかけて食べたら普通のホットケーキとは全然別のものになった。これはこれでよかった。
ブルーベリーを乗せる
焼く前に生地の上に数粒置く。豆乳の風味とベリーの酸味が合う。見た目も少しよくなるので、気分を変えたいときにやってる。
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豆乳との組み合わせで試してみたいホットケーキミックスを3つ選んだ。いずれもオンラインで購入できる。
比較表
| 製品名 | 内容量 | メーカー |
|---|---|---|
| 森永製菓 絶品ホットケーキミックス | 360g(2袋) | 森永製菓 |
| 昭和産業 俺が好きなうすーくて、ちーちゃいやつ。ホットケーキミックス | 150g | 昭和産業 |
| 日清製粉ウェルナ ホットケーキミックス 極もち | 480g | 日清製粉ウェルナ |
各製品について
森永製菓 絶品ホットケーキミックス 360g(×2)
2袋セットで入っているので、まとめて買っておきたいときや、家族分を一度に焼く機会が多い家庭での使い勝手がいい。豆乳との組み合わせで何度か作り比べたい場合にも、量に余裕があるのは助かる。
昭和産業 俺が好きなうすーくて、ちーちゃいやつ。ホットケーキミックス 150g
名前の通り、薄くて小さめに焼くことを想定したミックス。150gと少量なので、一人分や少量だけ試したいときに向いてる。豆乳で初めて作ってみる、というタイミングに使いやすいサイズ感。
日清製粉ウェルナ ホットケーキミックス 極もち 480g
「極もち」という名称が示す通り、もちっとした食感に特化したタイプ。バナナや豆乳を混ぜてアレンジするときのように、生地に何か加える使い方とも合わせやすい。480gと容量が多めなので、頻繁に作る人や作り置きをしたい場合に。
まとめ

牛乳がなくて仕方なく使った豆乳が、気づいたら定番になっていた。
大げさな話じゃなくて、本当にそういう経緯だった。劇的な違いがあるわけじゃないけど、豆乳にしてから「牛乳に戻したい」と思ったことが一度もない。それが答えな気がしてる。
風味が好みに合うかどうかは人それぞれだし、調製豆乳か無調整かでも印象はかなり変わる。でも少なくとも「豆乳だから失敗する」とか「豆乳だとまずくなる」ということはなかった。普通においしく作れる。
ストックのしやすさを考えると、豆乳を常備しておく理由は十分ある。牛乳がある日は牛乳で作ればいいし、ない日は豆乳で作ればいい。どっちでもちゃんとできる、というのが一番気楽だった。
初めて試すときは、調製豆乳で基本のレシピのまま作ってみるのがおすすめ。難しいことは何もないので、次にホットケーキを作る機会があったら豆乳バージョンも試してみてほしい。
