「踏み台なんて、どこで買っても同じでしょ」
正直、最初はそう思っていました。棚の上のものを取るとか、電球を替えるとか、ちょっとした場面で使うだけなら100円ショップで十分じゃないか、と。
ダイソーで踏み台を買ったのは、引っ越しがきっかけです。新しい部屋のクローゼットが以前より天井に近くて、上の棚に手が届かない。かといって脚立を買うほどでもない。「とりあえずダイソーで何かないかな」と立ち寄ったら、踏み台コーナーがあって、思わず手に取ってしまいました。
それから約1年、買い替えたり、別の場所で使ったり、「これは少し怖いな」と感じた瞬間もありました。今回はそのあたりを含めて、正直に書いていきます。
ダイソーの踏み台、どんな種類があるか

ダイソーの踏み台は、店舗によって品揃えが少し違います。筆者が実際に見た範囲では、大きく3つのタイプがありました。
プラスチック製の一段タイプ
一番よく見かけるタイプです。価格は330円〜550円くらい。カラーはホワイト、グレー、ブラックあたりが多い。高さは10〜15cm程度のものがほとんどです。
踏み面がフラットなものと、滑り止め加工(細かい突起やラバーシート付き)のものがあります。見た目はほぼ同じに見えることもあるので、買うときによく確認しないと後悔します。これは自分が実際にやらかしたパターンです。
折りたたみ式タイプ
使わないときにしまえる折りたたみタイプも一部の店舗にありました。ただ、常時置いているわけではなく、入荷状況によってないこともあります。見かけたときに買っておく、くらいの気持ちでいた方がいいかもしれません。
木製・スツール兼用タイプ
見た目がシンプルな木製スツールで、踏み台としても椅子としても使えるタイプです。インテリアに馴染みやすいので、子供部屋や洗面所に置いている人が多い印象。ただし耐荷重が低めのものもあるので、大人が体重をかけて使うには少し不安が残ります。
最初に買ったもので失敗した話

最初に選んだのは、グレーのプラスチック製一段タイプです。高さは約12cm。
持った瞬間「軽いな」と思いました。頼りない感じもしましたが、実際に踏んでみるとグラつきもなく、思ったより安定していました。最初の数週間は何の問題もなかったです。
問題が出てきたのは、2ヶ月くらい経ってからです。
靴下で乗るとじわっと滑る
最初に買ったタイプは、踏み面が滑り止めなしのフラットなプラスチックでした。靴下で乗ると、足がじわっとズレる感覚があります。派手にすっ転ぶわけではないのですが、毎回「あ、滑りそう」という緊張感がある。
特に朝の忙しい時間に急いでクローゼットから荷物を取り出そうとするとき、踏み台に乗るたびにちょっとヒヤッとしました。毎日続くと地味にストレスです。
これは完全に選び方のミスでした。同じダイソーでも滑り止め付きのタイプを選べばよかった、と後から気づきました。
角にひびが入ってきた
4ヶ月ほど経ったころ、踏み台の角に小さなひびが入り始めました。落としたとか、ぶつけたとかではなく、普通に踏み続けていただけです。プラスチックが薄いせいで、使うたびに少しずつ負荷が蓄積していたんだと思います。
ひびが入っても一応使えはするのですが、「そのうちパキッといくんじゃないか」という不安が頭から離れなくなって、結局半年もたたずに買い替えました。
2代目は同じダイソーで、別のタイプを選んだ

買い替えのときも、特に他の店を見ることはしませんでした。「ダイソーでも種類を変えれば違うんじゃないか」という気持ちで、同じ売り場へ。
今度は踏み面にラバーの滑り止めシートが貼ってあるタイプを選びました。価格は550円。
結果、これは正解でした。
靴下で乗っても足がグリップして、滑る感覚がほぼなくなりました。同じダイソーでも、この差はかなり大きいです。素材の厚みも前のものより少し厚く感じたので、耐久性も上がっているんじゃないかと思います。現時点でひびも入っていないし、今のところ快適に使えています。
最初からこっちを選んでおけばよかった、というのが正直な感想です。
場所ごとに感じた使い勝手の違い

1年近く使ってきて、踏み台を使う場所によって感じ方がかなり変わることに気づきました。
キッチンで使うとき
吊り戸棚に手が届かないときに便利です。ただし、キッチンは床が濡れていたり、油でべたついていることがあります。そういう状況で踏み台に乗ると、踏み台自体が床の上でスーッとズレることがあって、かなり怖かったです。
キッチンで使うなら、裏面にゴム足や滑り止め加工があるかどうかの確認が絶対必要だと思います。踏み面だけでなく、裏面も同様に重要です。
洗面所・脱衣所で使うとき
水気がある場所ですが、プラスチック製はカビが生えにくくて掃除がしやすいのはメリットです。ただし、濡れた床の上では当然滑りやすくなります。乾いていることを確認してから乗る習慣がないと、ちょっと危ないです。
クローゼットや収納スペースで使うとき
これが一番使いやすかったです。床が乾いていて安定しているので、踏み台の本来の性能をそのまま発揮できる感じがします。場所を決めて固定的に使う分には、ダイソーの踏み台でも十分だと思います。
子供が使う場合は少し話が変わる

筆者に子供はいませんが、友人の家でダイソーの踏み台を見かけたことがあります。トイレや洗面台で子供が使うために置いてあるとのことでした。
話を聞くと、「子供って踏み台の上で跳ねたり遊んだりするから、100均のやつは正直ちょっと怖い」と言っていました。大人が静かに乗るのと、子供がドタドタ使うのとでは、踏み台にかかる負荷が全然違います。
耐荷重の表示はあくまで静止した状態でかかる重さの話で、動きながら使うときの負荷には対応していない可能性があります。子供が使う場合は、踏み面の広さと滑り止めの強さを特に気をつけて選んだ方がいいと思います。
買うときに確認すべきポイントを整理すると

失敗した経験から、今なら迷わずこの3点を確認してから買います。
踏み面の滑り止め
ここが一番大事です。フラットなプラスチックはできるだけ避けて、ラバーシートや突起加工があるものを選ぶ。パッケージだけでは分かりにくいことがあるので、実物が触れるなら手で確認するのが確実です。
裏面の滑り止め
キッチンや洗面所など、床が濡れやすい場所で使うなら特に重要です。裏面にゴム足がついているかどうかを必ず確認します。
耐荷重の記載
パッケージに耐荷重が書いてあるものを選ぶ。書いていないものは何となく避けるようにしています。
100円ショップ、Amazon、または楽天で、ダイソー踏み台の代わりになるものを探しています。
ダイソーの踏み台では物足りなさを感じてきた方や、耐久性や安定感をもう少し重視したい方向けに、AmazonおよびRakutenでオンライン購入できる製品を3つご紹介します。

製品比較表
| 製品名 | 用途・特徴 | Amazon | 楽天 |
|---|---|---|---|
| VECELO 踏み台 折りたたみ椅子 | 踏み台と椅子の両方として使えるタイプで、使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できます。スペースを取りたくない部屋や、兼用で使いたい場面に向いています。 | Amazonで見る | 楽天で見る |
| Amazonベーシック 踏み台昇降 2段ステップ台 高さ10cm/15cm | 高さを10cmと15cmの2段階で調整できるステップ台です。用途や使う人の体格に合わせて高さを変えられるため、キッチンや収納スペースなど場所を選ばず使いやすい仕様になっています。 | Amazonで見る | 楽天で見る |
| 不二貿易 折りたたみ椅子 アウトドア | 室内外を問わず使える折りたたみ椅子で、踏み台としても代用できるタイプです。アウトドアシーンでの使用を想定した設計になっており、持ち運びやすさと収納のしやすさが特徴です。 | Amazonで見る | 楽天で見る |
1年使ってみて、結局どうだったか
正直にまとめると、選び方を間違えなければダイソーの踏み台は普通に使えます。
ただ「安いから何でもいいか」と適当に選ぶと、最初の自分みたいに滑り止めなしのものを買って後悔することになります。同じ売り場に並んでいても、品質の差は意外とあります。
頻繁に激しく使うわけではなく、「ちょっと手が届かないときに乗る」程度なら、500円前後のダイソー品でも十分です。消耗品と割り切って、傷んだら買い替えるくらいの気持ちで使うのが、ストレスなく付き合えるコツかなと思います。
逆に、毎日ガシガシ使う予定がある場合や、子供専用で使わせたい場合は、ホームセンターや専門店で1,000円〜2,000円台のものを選んだ方が長い目で見てコスパが
